ガンプラ製作基本講座
ガンプラに限らず、プラモデルは作るときが楽しいですよね。プラモデルの購入前にイメージした、完成後のガンダムが目の前で、自分の手で、少しずつ形になっていくのです。小学校教育などでしばしば話題となる、『モノづくり』を実感できることと思います。物を作る楽しさが、ガンプラの魅力であり、世代を超えて愛好家が増え続けている理由なのかもしれません。モノづくりを楽しむためのガンプラの基本的な作り方を紹介します。
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次に、ガンプラ作りに必要な道具を準備しましょう。ニッパー、ヤスリ、サンドペーパー、接着剤、ピンセット、洗濯バサミ。改造や塗装をしない素組みならこれだけあれば十分です。
道具を揃えたら、まずはランナーについたままのパーツを中性洗剤で洗います。塗装をしないならこの工程は必要ありません。パーツの表面についた剥離剤を洗い流しておけば、塗装したときの塗装剥がれを防ぐことができます。
洗浄したパーツが乾燥したら、ランナーからニッパーを使って切り離していきます。
ポイントは、ニッパーの背をパーツ側に向けて、ランナーを3ミリほど残すように切り取ることです。パーツぎりぎりの所を切ると、パーツを傷つけたり割れたりする危険があります。
再度ニッパーを使って、切り離したパーツのランナーを、今度は1ミリ程度残して切り落とします。残りの1ミリをヤスリで削り、サンドペーパーで綺麗に仕上げます。
面倒なようですが、パーツを綺麗に切り取ることが、出来上がったときのガンプラの完成度を高めてくれます。
ガンプラの作り方でポイントになるのが、接着の技術です。
貼り合せるパーツの内側についている接合ピンを少し短く削っておきます。ポリキャップを挟んで、パーツ同士を合わせたときに少しはみ出すぐらい接着剤を塗ります。
パーツの外側から、内側に向けて塗るのがコツです。模型店やホームセンターで売っているプラモデル用接着剤で、はけを使って塗るタイプが便利です。
パーツをはめ込み、洗濯バサミなどでしっかりと固定して、接着剤が完全に乾くまで触らずにおきましょう。あせりは禁物です。乾く前の接着剤に触れるとパーツ表面などが汚れる原因となります。
接着剤が完全に乾いてから、サンドペーパーではみ出している接着剤を削り、仕上げます。
腕や脚など左右で対称となっている部分は、パーツもよく似ていて間違えやすいので、一つずつ完成させたほうがいいです。
ガンプラの作り方で基本となるのは以上です。この作り方の基本は、他の模型でも通用することなのでしっかりと覚えておくとよいかもしれません。
ガンプラは、ただ組み立てるだけ(素組み)でも楽しいですし、最近のキットはアニメの設定に近い、リアルに組みあがるものも多いです。
しかし、多少の改造や塗装を施すとさらに完成度が高まり、ガンダムワールドがさらに広がっていくはずです。
ガンプラの基本的な作り方をマスターしたら、次はガンプラの塗装や改造技術を少しずつマスターしていきましょう。
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