ガンプラの世界

ガンプラとは

模型,趣味,ホビー,ガンプラ,ガンダム

模型が数ある中で、30代後半から40代のお父さんが子供の頃に夢中になった模型が、ガンプラです。

ガンプラとは、1970年代後半に放送され、今も続編が続く伝説的なアニメ作品『機動戦士ガンダム』シリーズに登場するモビルスーツ、モビルアーマー、艦船をモデルに立体化したプラモデルの略称です。

ガンダムのプラモデル、略して『ガンプラ』というわけです。

 

スポンサードリンク

ガンプラは1980年の7月から発売されていたのですが、販売開始当初は今ほどの人気は無く、他のロボットプラモデルと比べてもそれほど目立つ存在でもありませんでした。

しかし、「ホビージャパン」別冊の「How to build Gundam」に、モデラーが改造したガンプラを作例として掲載すると状況が一変します。

当時流行していたインベーダーゲームや、アイドルに夢中だったはずの小中学生を中心にこれまで見たこともないガンプラブームが起こり、ガンプラは日本のプラモデル史上最大のヒット作となっていったのです。

 

「1/144(144分の1のスケール)ガンダム」、「1/144(144分の1のスケール)ザク」など、一個300円程度の価格でしたので、小中学生のお小遣いでも気軽に購入でき、模型店の店頭からガンプラがなくなるほどの、大人気商品でした。

さらに、この品薄感がますますガンプラブームを煽る結果となり、一時は社会問題に発展するほどの大人気ぶりだったのです。

当時、模型店の開店前に300円を握り締めて、友達や親と一緒に並んでいたのを懐かしく思い出すお父さんも多いことでしょう。

大人気ゲームソフト『ドラクエシリーズ』より、ずっと人気があったのではないでしょうか?

 

ガンプラに魅せられた主なファン層が高齢化したため、今ではガンプラも当時とは若干趣が変わってきました。

発売当初のガンプラは、今でも再生産されるため当時と変わらない価格で入手できるのですが、精密さや細かなギミックを搭載した限定版などは、とても子供のおもちゃとは言えない様な価格で販売されています。

元々がアニメ作品を題材にしているため、様々なデフォルメや、人気漫画『ケロロ軍曹』に願望として登場した架空のガンプラが商品化されるなど、ガンプラワールドは大変な広がりを見せています。

 

アニメのワンシーンを再現したジオラマや、自分の思い描くガンダムやザクを巧みなテクニックで作成したり、作品を飛び越えた架空の対決が実現したり、エアブラシなどを使って本物以上に精密に塗装を施したりと、ガンプラは子供から大人まで自由な発想で楽しめる模型趣味だと言えるでしょう。

 

ちなみに、ガンプラという名称は創通(そうつう)の登録商標らしいですよ。ご存知でした?


ガンプラの世界関連記事

ガンプラの世界
ガンプラは日本のプラモデル史上、最大のヒット作です。 いまだに、熱いガンプラの世界をご案内します。 ガンプラの作り方、種類、通販、ジオラマなどの最新情報。
ガンプラの作り方
ガンプラ作りは基本をマスターすれば誰でも楽しめる趣味のひとつ。 ガンプラは改造したり塗装したりしても楽しめますが、 ガンプラ初心者は、まず基本的なガンプラの作り方をマスターしましょう。
ガンプラの塗装
ガンプラを塗装して、自分だけのガンプラを作りましょう。 塗装のテクニックやノウハウはたくさんありますが、 初心者にも出来る、ガンプラ塗装の基本を紹介します。
ガンプラ改造の基本テクニック
ガンプラの改造テクニックを紹介します。 ガンプラを改造して、さらにリアリティを追及しましょう。 初心者にも簡単に出来る、ガンプラ改造の基本テクニック。

inserted by FC2 system