ガンプラ改造の基本テクニック

ガンプラをよりリアルに

ガンプラを説明書どおりに作り、設定に近い塗装を施しても、いまひとつ物足りなさを感じる人は、ガンプラ改造をしてみてはどうでしょう。

ガンプラ改造と一口に言っても、パーツを自作するような大掛かりなものから、既存のパーツにちょっと一手間加えるだけで全く異なった印象を与えることが出来る改造まで、実に様々な種類のガンプラ改造があります。

雑誌やサイトなどでもよく紹介されていますが、今回は、初心者でも簡単に出来て、しかも効果抜群のガンプラ改造をいくつか紹介します。

 

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ガンプラ改造の基本ともいえる可動部の改造です。ガンプラの肩、腕、脚、股などの可動範囲を広げることで、様々なポーズが出来るようにする改造です。

可動するパーツ同士が擦れないよう、サンドペーパーやヤスリで削って隙間を作ります。思い切ってガンプラパーツの内側をカットすることも可動範囲を広げるガンプラ改造には良く使われる手法です。

さらに上級のテクニックとしては、左右で一体となっているパーツを切り離して別々のパーツにしてしまうのも、可動範囲を広げるガンプラ改造では有効な方法です。ただ上級テクニックだけに、むやみにパーツをばらばらにしてしまうと組み立てられないことがあるので、注意が必要です。

 

ガンプラは怪我をしないように角やとがった部分を丸く成形してあるので、パテやヤスリを使って尖らせるエッジ処理を施すと、ぐっと凛々しく本格的に見えてきます。バーニアパーツなどの内側にデザインナイフの刃を当て、パーツをぐるっと回し均等に削ってバーニアの外壁を薄くすると、野暮ったさが消え精悍さが増すのも試してみたいガンプラ改造です。

また、パーツ同士の合わせ目にサンドペーパーをかけて段差をなくし、隙間が大きいときにはパテで埋めて目地を処理すると、設定に近いよりリアルなガンダムが出来上がります。スミ入れやスジ彫りを上手に行うことでさらに完成度の高いガンプラを作ることが出来ます。

 

ガンプラの改造は失敗すると取り返しの付かないようなものも多いです。慎重かつ丁寧に作業するよう気をつけましょう。もちろん初心者が最初から上手く改造できることも少ないと思います。いきなり難しい改造テクニックに挑戦するのではなく、上手なモデラーの作品を参考にしたりして、少しずつ試していくようにしましょう。

大きな模型店で開催される、プラモデル作成教室に通ってみたり、ガンプラコンテストに応募してある作品をよく観察するのもガンプラ改造が上達する近道です。近くでそのような機会が無いときには、ヤフーオークションに出品してある作品を見てみるとよいでしょう。改造のポイントなども商品説明に記載されているので、かなり参考になると思います。


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