鉄道模型レイアウト

鉄道模型レイアウトは奥深い

鉄道模型レイアウトを見たことがきっかけで、鉄道模型ファンになったという人も多いのではないでしょうか。街や田園、川、海沿いといった情景の中を模型の列車が走るのを一目見てしまうと、それまで鉄道に興味がなかった人でも一瞬で鉄道模型の虜になってしまう。鉄道模型のレイアウトには、それほどの魅力があるのです。

ジオラマといったほうが聞き覚えがある言葉かもしれませんが、鉄道模型の世界では情景模型を、列車が走行可能なものをレイアウト、列車も情景の一部になって、まるで写真や映画のワンシーンのように動かないものをジオラマ(シーナリーセクション)と呼んで区別しています。

 

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鉄道模型のレイアウトは、ここからさらに二つに分けられています。屋内に作られるレイアウトと、屋外に作られるレイアウトです。

屋外に作られる鉄道模型レイアウトには、周囲の風景をそのまま情景として活用する場合も多いです。山の中や工場見学のために作られたレイアウトなどは、列車が本物の木や工場の建築物の間を縫って走るためリアリィティ満点です。各種のイベントなどで人が乗れる大型の鉄道模型など馴染みの深いものが多いです。個人で鉄道模型を楽しみ、常設の屋外レイアウトを持っている人がテレビなどで紹介されることもあります。庭園鉄道と呼ばれることもありますね。

 

鉄道模型の愛好家が、個人でコツコツ自作する鉄道模型レイアウトには、Nゲージ鉄道模型が適しています。レールやその他の商品のラインナップが豊富なので、自分の思い描くイメージに合ったレイアウトを作成することが可能です。Nゲージのレールには道床が付いているので扱いやすいことが特徴ですが、反面、カーブレールの半径が小さいので、リアリティの追求には少し物足りないかもしれません。

KATOやTOMIXなど有名な鉄道模型メーカーからは、完成品の鉄道模型レイアウトが発売されています。これらを利用すれば、初心者でもすぐに鉄道模型レイアウトを楽しむことが出来ます。

 

鉄道模型レイアウトの楽しみ方には、情景である街並みや、田園風景の再現があります。

市販されているパーツをそのまま利用しても十分に楽しめるのですが、自分の住む街や行ってみたい観光地などを本物そっくりに作成する愛好家もいます。

建物や看板などを一から自作したり、他の建物の模型を流用したりするのです。

本物そっくりな鉄道模型を作る人の中には自分の作品をインターネットで公開している人もいますので、一度探してみると良いでしょう。

製作過程や工夫した点を解説していることもあるので、鉄道模型レイアウトを作る際の参考にもなります。

 

自分のイメージを形にしていく鉄道模型のレイアウトには、終わりというものがありません。工夫やアイデア次第で無限に広がっていくものなのです。

鉄道模型が世界中で愛されているのは、こういった奥の深さが理由なのかもしれません。

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